聖母マリア「マリーゴールド」
本日は、ドライフラワーになりやすい花の一つである
「マリーゴールド」についてご紹介します。
調べていると「マリーゴールド」の花言葉には神話があるようです。
なんだか奥深い。
神話については、最後に簡単にまとめておきますね。
まずは、「マリーゴールド」の概要です。
「マリーゴールド」は、キク科コウオウソウ属
「フレンチ」や「アフリカン」という名前がついた品種もありますが、
原産はメキシコ
開花期は、4月~10月
「マリーゴールド」は、英語では「marigold」
「聖母マリアの黄金の花」という意味があります。
なんで、聖母マリア?
聖母マリアの祭日にいつもマリーゴールドが咲いていたことが由来となっています。
ちなみに、マリーゴールドはアラブ首長国連邦の国花であり、
原産地のメキシコでは「死者の日」という日本のお盆に似た祝日に供える花とされています。
和名は、「千寿菊(センジュギク)」「万寿菊(マンジュギク)」
また「マリーゴールド」には、様々な効能があると言われています。
黄色の花弁に抗炎症作用、抗酸化作用を持つルテインという成分を多く含み
女性特有の悩みを改善する効果もあります。
その他に、 肌荒れやニキビにも治療として使用されています。
とても万能ですね。
マリーゴールドの花言葉には
『嫉妬』『絶望』『悲嘆』『健康』『変わらぬ愛』『信じる心』『生命の輝き』『真心』『勇者』『可憐な愛情』
良いイメージの言葉と、あまり良くないイメージの言葉がありますね。
どうしてこんなに両極端の花言葉をもつようになったのか?
そこには、神話が関わっています。
諸説ありますが、その中でも有名な話をご紹介しますね。
ある女性が、恋人のいる男性に恋をしました。
その女性は、男性の恋人への嫉妬心から狂ってしまい、そのことにより死んでしまいます。
その後、その女性は、「マリーゴールド」として生まれ変わったと伝えられているのです。
「マリーゴールド」はまさに嫉妬のかたまりで、『嫉妬』や『絶望』『悲嘆』という花言葉がついたとされています。
一見すると悲恋のような気もするのですが、変わらず想い続ける、その深い愛情から『変わらぬ愛』『可憐な愛情』など良い意味を持つようになりました。
その他にも良い意味としては『健康』や『信じる心』『生命の輝き』などがあります。
『健康』は、日本名の千寿菊、万寿菊、キク科のなかでも開花期間が長いことが由来になったと言われています。
様々な意味を持つ花言葉
良い意味を伝えて
オレンジや黄色と太陽のように明るい
「マリーゴールド」を贈ってみてはいかがですか?
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